鹿児島県 天城・徳之島両町に「レベル4土砂災害危険警報」 土砂崩れ・陥没も 人的被害はなし
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【徳之島】徳之島地区では15日未明から北部を中心に非常に激しい雨が降り、気象庁は午前3時14分、天城、徳之島両町に「レベル4土砂災害危険警報」を発表した。天城町では午前1時~7時に計117・5㍉の雨量を観測。同町松原では町道の土砂崩れなど被害が発生。住宅や人的被害はなかった。名瀬測候所によると、奄美地方には暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続いた。徳之島北部では午前2時頃から雨が激しくなった。両町はJアラートで受信した警報を防災行政無線や防災アプリなどを通じ住民に伝達。レベル4の対象地域に危険な場所からの避難を指示した。
この大雨の影響で天城町松原地内の山手を走る通称・基幹農道(町道)の「松原橋」近くのコンクリート吹き付け工を施した斜面が高さ約7㍍、幅約20㍍にわたって土砂とともに崩落(片側通行可)。また、同沿線の一部では激しい濁流でアスファルト舗装の路肩部分が洗掘され、亀裂状に陥没する被害も確認された。
現場を確認していた松原の自営業、上田金也さん(63)は「全国で自然災害が起きているが、道路をえぐる大雨の威力をあらためて知った。災害への日頃の警戒を怠ってはいけない。Jアラートの緊急警報で目覚め、こうした伝達手段の整備も大切と思った」と話していた。
徳之島町には被害報告はなかった。レベル4危険警報は午前9時19分、レベル2の注意報に切り替わった。
新たな防災気象情報(警戒レベル付記など)へ変更後、同島へのレベル4の発表は、6月17日に続いて2度目となった。